
【恋愛巧者への第一歩】付き合う前〜別れまで、男女の恋愛観の違い10個!
- 恋愛観とはなに?
- 男女の恋愛観って違うの?
- 異性の気持ちがわかるようになりたい!

最先端のモテ科学として近年注目を集める「進化心理学」の知見を活かして解説するので、個人的な経験からくる再現性のない知識とは一線を画します。
本記事ではただ男女の恋愛観の違いを紹介するだけでなく、「そもそもなぜ男女の恋愛観は違うのか」という核心的な部分も解説します。
恋愛の核心部分を理解することは、原始時代から続く男女間の不変のルールを理解することを意味するので、ぜひそちらも飛ばさずお読みくださいね。
異性の気持ちを理解して“恋愛巧者”になりたい全ての人に送ります。
この記事の執筆者

CONTENTS
1. 恋愛観とは

恋愛観とは恋愛に関する価値観のことです。
・どういう人を好きになるか
 ・どうやって好きになるか
 ・付き合っているときになにを考えるか
例えばこういったものです。
恋愛観は人それぞれ違いますが、とりわけ男性と女性ではハッキリ別れています。

逆に異性の恋愛観をきちんと理解していれば、相手がなにを求めていて、どんなことをされると喜ぶのかがわかるようになり、自然とあなたに惹かれる人が増えていきます。

その答えは700万年にわたる人類の進化の過程にあります。
次でその具体的な理由を解説しますね。
2.【進化心理学】男女の恋愛観が違う理由

男女の恋愛観の違いを生む根本的な理由は、精子は無限に作れるのに対し、卵子は作れる数に制限があることです。
わかりやすくいうと、男性は相手さえ見つかれば無限に子どもを作れますが、女性はどれだけ相手がいても作れる子供の数は変わりません。

人間に限らず生物の究極目的は「子孫繁栄」なので、いかに多くの子供・孫・ひ孫を残せるかということを本能的に考えています。
つまり、男性は興奮できる相手なら誰でもいいからSEXしたいと思い(=多くの子供を作れる)、女性は厳選した特定の相手とだけSEXしたいと思います(=優秀な遺伝子を持った子供を作れる)。
女性の場合は作れる子供の数に制限があるため、なるべく優秀な遺伝子を持った男性と子供を作ることで、その子供が大人になって結婚相手見つけ、孫を作れる可能性を高めようとするのです。
また女性は、妊娠すると身動きが取れなくなったり命の危険に直面したりするので、自分と子供を捨てない責任感のある男性を好むようにも進化しました。

多数の相手とSEXすることは貴重な卵子を無駄にするだけでなく、子供ができた後に逃げられてしまう可能性があるため、女性にとってはリスクなのです。
そのため女性は、一度誰かと付き合うとその人だけに夢中になり、周りの男性には興味を示さなくなる場合が多いです。

確かにその通りですが、人間の脳は1万年前から進化していないため、「避妊具」という概念を理解できません。
頭では妊娠しないとわかっていても、本能ではSEX=妊娠と結びついているため、女性はそう簡単に割り切ることができないのです。

もちろん人間は社会的な生き物なので、単純に子孫繁栄のことだけ考えてパートナー選びをするわけではありません。
気が合うか、一緒にいて楽しいかといった性格面の相性も重要です。
ただ男女間にはこういう根本的な違いがあることをわかっていれば、これから紹介する男女の恋愛観の違いについても、「だからそう考えるんだ!」と腑に落ちながら理解できるでしょう。
3. 男女の恋愛観の違い<付き合う前>
付き合う前の異性の価値観は、好きな人にアプローチするときには必ず知っておきたい内容です。
特に恋愛初心者は必見です!
① 好きになる条件

● 外見重視
男性の優先順位はやはり外見がトップです。
女性を好きになるときは性行為が前提なので、容姿やスタイルなどの外見を重視して判断します。
また、外見が自分のタイプじゃないと、その時点で恋愛対象から外してしまう可能性も高いです。
● 総合力で判断
二十歳を超えている女性は、男性と付き合うときには結婚を前提とする場合が多いです。(特に20代後半〜)
そのため、必ずしも自分好みの外見である必要はなく、その人の性格や経済力などを含めた総合力で判断します。
将来のことも考えて男性を選ぶので、安心感や信頼感も重要になってくるのです。
② 好きになるスピード

● 一目惚れ
男性は外見重視なので、第一印象が自分のタイプであれば、初対面だろうがすぐに好きになります。
女性に比べて一目惚れするパターンが多いのはそのためです。
ただ、男性は「熱しやすく冷めやすい」とよくいわれるように、一度その女性を手に入れてしまうと、気持ちが冷めるスピードも早いのが特徴です。
● いつの間にか好きになってる
女性は総合力で判断するので、男性のように一目惚れすることは稀です。
何度も会ってコミュニケーションを重ねていくうちに、「あれ、この人のこと好きかも…」という感情に徐々になっていきます。
ただ、一度好きになると右肩上がりで好意が増していくので、男性とは逆で「熱しにくく冷めにくい」のが女性の特徴です
③ 恋愛に対する姿勢

● 攻めて落としたい
男性には狩猟本能が備わっているため、好きな女性がいると「他の男に奪われる前に落としたい」という競争心が生まれます。
そのため、自分から積極的にアプローチを仕掛け、なんとかして落とそうとするのです。
頭で考えるより先に行動に移してしまうのが男性です。
● 受け身で落とされたい
女性は基本的に受け身です。
付き合う前は「この人ほんとに信頼できるかな」と慎重になるので、受け身になって相手の男性のことをじっくり見極めます。
男性からのアプローチを受ける中で、自分自身を納得させられるだけの信頼に足る根拠を探しているのです。
4. 男女の恋愛観の違い<交際中>
「何が不満なんだろう?」と、パートナーの気持ちを理解できずに悩むカップルは多いです。
ただ、そこには恋愛観が大きく関わっているので、その違いを知ればきっと納得できるでしょう。
① 愛情表現の方法

● 行動を重視
男性は愛情を言葉にするのが苦手なので、プレゼントなどの行動で示そうとします。
そして、同じように女性にも行動で示してほしいと思うので、言葉だけではなかなか満足できません。
「好きとは言ってくれるけど体は許してくれない」というのがその典型例です。
● 言葉を重視
男性と違い、女性は自分の愛情を言葉にして伝えるのが上手です。
女性にとっては口に出して初めて愛情表現になるので、きちんと言葉にしてくれないと、女性は男性からの愛情を感じることができません。
「言わなくてもわかってよ…」という男性のスタンスは、女性にはなかなか理解しがたいものです。
② LINEに対する認識

● 連絡手段
男性にとってLINEは連絡手段の一つでしかなく、要件がない場合は無理にしたいと思いません。
たかが文章のやり取りで、親密なコミュニケーションは必要ないと感じてしまうのです。
「本当に話したいなら電話すればいい」というのが男性の考えです。
● コミュニケーションツール
愛情表現と同様で、女性は言葉のやり取りがないと相手とつながっている実感が持てません。
そのため、女性にとってはLINEも重要なコミュニケーションであり、特に要件がなくてもこまめなやり取りを求めます。
「おはよう」という挨拶だけでも女性は嬉しいのです。
③ 相手の評価方式

● 加点方式
男性からすると、「自分と付き合ってくれた」という”感謝”からスタートしているので、些細なことでもプラスに感じられます。
そのため、付き合えたことの喜びで女性の良いところばかりが目に入り、加点ばかりがされていくのです。
ただ、一緒にいることに慣れ始め、付き合えたことに対する感謝がなくなってくると、男性も減点方式に切り替わります。
● 減点方式
女性の場合、アプローチを受けている段階で男性のことをじっくり審査しているため、実際に付き合ったときには「自分にピッタリな男性」と思っています。
そのため、付き合ってみて嫌なところが見え始めると、「失望」という名の減点がされていくのです。
その結果、交際期間が長くなるにつれて「付き合ったばかりの頃は…」と不満を溜めてしまいます。
④ 喧嘩したときの気持ち

● 解決策を探したい
「何を怒っているのか」
 「どうしてほしいのか」
男性はこういった具体的な解決策を探そうとします。
喧嘩の原因はどちらにあって、今後どうしていくべきなのかをハッキリさせたいのです。
● 共感してほしい
解決策を探すよりも先に、まずは自分の気持ちに共感してほしいのが女性です。
「〇〇の気持ちもわかるよ」という一言を求めています。
カップルの喧嘩が平行線になりやすいのは、この価値観の違いが一つの原因でしょう。
⑤ 浮気の価値観

● 副業の感覚
男性にとっての浮気は、副業禁止の会社で副業をしてしまうような感覚です。
決して本業(彼女)を大事にしていないわけではないですが、誘惑に負けてつい手を出してしまいます。
そもそも男性は、本能的に「多くの女性からモテたい」と思っているので、衝動的に浮気をしてしまうのです。
● 転職の感覚
男性の浮気は出来心によるものが多いですが、女性の場合はある程度の覚悟を持って浮気をします。
万が一浮気がバレた場合でも、その彼氏と別れて新しい人生を歩む覚悟があるので、まさに転職のような感覚です。
そもそも女性が浮気をするときは、すでに彼氏に愛想を尽かしており、新しい出会いを求めていることも多いです。
5. 男女の恋愛観の違い<別れた後>
別れた後の男女の気持ちは両極端に分かれます。
それがわかっていれば、「やっぱり復縁したい」と思ったときに、相手の気持ちを知るための参考になるかもしれません。
① 別れた直後の気持ち

● 解放感で満たされる
「めちゃめちゃ好きだったのにフラれた」という場合を除き、別れた直後には解放感でいっぱいになるのが男性です。
自由に好きな女性と遊べるという状況は、長く彼女がいた人ほど楽園のように感じるのです。
ただその解放感は別れた直後だけなので、時間が経ってふとしたときに、「別れなきゃよかったな…」と後悔する男性もしばしばいます。
● ひどく落ち込む
男性とは対照的に、女性の場合は別れた直後にひどく落ち込みます。
彼氏がいる女性は、その人以外の男性は目に入らなくなるほど一筋になるので、そんな大切な人が急に自分の隣からいなくなると、別れた理由はなんにせよ非常にショッキングな出来事なのです。
ただし、その落ち込んだ時期を乗り越えてしまえば、男性のように時間が経ってから後悔することはあまりありません。
② 過去の恋愛の記憶方法

● 専用フォルダに保存
男性は過去に付き合った女性との恋愛を、それぞれ記憶の中の専用フォルダに保存しています。
いわゆる「名前をつけて保存」という状態なので、いつまでも記憶に残りやすく、ズルズルと思い出を引きずってしまいます。
「元カノはいつまでも自分のことを好きだ」と勘違いしている男性が多いのは、まさにこの記憶方法が原因です。
● 上書き保存
女性の恋愛用フォルダは一つしかないので、新しい恋愛をすると過去の記憶は上書きされてしまいます。
そのため、残念ながら男性が思っているより元カノはあなたのことを思っていないのが現実です。
別れた直後にひどく落ち込むのは確かですが、切り替えが終わればもう”過去の男”なのです。
6. まとめ〜あなたも恋愛巧者へ

以上、『【恋愛巧者への第一歩】付き合う前〜別れまで、男女の恋愛観の違い10個!』というテーマでお伝えしました。
「そんなこと考えてたんだ!」という新たな発見もあったのではないでしょうか。
今回男女の恋愛観の違いを知れたあなたは、確実に恋愛巧者への第一歩を踏み出したことになります。
これからの恋愛において、その知識が有利に働くことは間違いありません。
特に交際中の異性の恋愛観を理解することは、カップルが長続きするための秘訣ともいえるので、きっと良い関係を築いていけるでしょう。
Good luck!
 
 















 
  
  
  
  
  
  
  
  
 